アリスの本棚

読んだ本の紹介をしていきます。

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か (新潮文庫)
(2008年読了)
 
米原万里さんの本は、学生時代にはまって読み漁った。
当時書いた感想を、mixiのレビューから転載。
 

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原発言を正確には訳していないが形としては美しい意訳

原発言に忠実だが不自然な訳

前者を不実な美女とたとえるなら
後者は貞淑な醜女(ブス)


ロシア語の同時通訳の第一人者であった
米原万理さんが引退後に書いた
通訳という職業に関するお話です。

米原さんの見識の広さは並々でない
でもだからといって堅苦しい話なんて
いっさいない
むしろ面白くって読みやすい。