アリスの本棚

読んだ本の紹介をしていきます。

モンキームーンの輝く夜に

 モンキームーンの輝く夜に (幻冬舎文庫)

モンキームーンの輝く夜に (幻冬舎文庫)


(2008年読了)

きゅんきゅんしちゃったハート達(複数ハート)

たかのさんが旅先のラオスで、
モンキーフェイスのシノヤンと恋に落ちる話です。
ノンフィクションです!!
シノヤンの純粋さ、まっすぐな姿勢は
日本男児とは違った魅力があり、
本の中のたかのさんと一緒にときめいちゃいます。

私も旅先で恋したいなあ目がハート

たかのさんの旅スタイルは、
観光地めぐりじゃなくて人との交流を目的としてる感じがして、
とても私好みですぴかぴか(新しい)
海外旅行中に読むとテンション上がりそうグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
仕事してても、2週間あればどっか行けるんだ!と勇気付けられたりもした。

本の最後、たかのさんが日本に帰ってきてからがとても切なくって、胸をしめつけられます。
日本とラオス
超遠恋。
ラオスのシノヤンの家は電話線がないから、電話もできない。
週2回、Eメールでの会話だけで、そんなのを2年以上も続けられるのかな?
結婚するにはシノヤンが日本に来るしかないけど、
ビザを取るには色々と大変みたいで、
先を思いやり不安に駆られるたかのさんの気持ちがみしみしと伝わってきます。

「愛は隔たりであり、その隔たりを越えようとする熱意である」というヘーゲルの言葉。

でも、日本に住む私やたかのさんにとっては、やっぱり辛いときにそばにいてくれる存在でなきゃ、
愛は育たないんじゃないのかな。

難しいねーーー がく~(落胆した顔)
でも、二人の恋は素敵な恋愛だと思いました。

 

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今年の夏休みにラオス行ったけど、ほんとにのんびりした雰囲気で

ラオスの人たちもみんないい人だったな~。